ブルーチーズやゴルゴンゾーラとフルボディ。これが私のベストなマリアージュ。いつなんどきでもドッキリできる組み合わせなんです!そのまま食べるのは無理なんですけど、口の中に放り込んで合わせると、言い表せない芳醇な味と香りがムーンと脳にくる!
そんなわけで、ワインと料理の相性について最初に言っておかなければいけないのは、西欧の定番も時代とともに変わる。西欧流が私たち日本人に必ずしも合うわけではない。個人個人で味覚も違うという、ということ。いま私のベストを聞いて、シンプルすぎ何それ?くどくない?と思う人がいても不思議ではないということです。持論なのでマジメにはとっていただくのもアレですが、とにかく好みの問題なので、マリアージュは色々と試してみることに楽しみがあるのだと思います。なにしろ日本は世界でも有数のグルメ国。世界のあらゆる料理が食べられて、質も高い東京は世界でもベスト3に入るほどですし、全国津々浦々の郷土料理もありますから、実は欧米の人たちよりもワインを楽しめる環境にあるのではないでしょうか。
ただ、日本人は古い常識というか、とても大雑把な知識を与えられていたりします。その最たるものが、「肉料理なら赤、魚料理なら白」という基本。外人さんも「?」な感じかも。昔はさることながら、いまは食材にしろ味付けにしろ調理法も様々で世界には多種多様の料理があります。食べる部位も、脂っぽかったり、さっぱりしていたり、旬によっても異なるというのに!
たとえば肉のうまみを引き出し脂や臭いを洗い流す赤も、口の中で溶けるような食感で脂を味わう霜降りの肉に合わせるともったいない。似たような感じのフォアグラにも白を合わせるのが定番ですしね。だから魚でも脂の乗りや香にあわせて色に囚われず選びましょう。
また、一般的に酸の物やカレーにワインは合わないといわれたりしますが、レモンの酸味には白がいけますし、カレーにはフルボディーや甘い赤が合うのではないかと思います。果物にも合わせられますよ。基本は辛口の白、ただし桃やイチゴ、バナナには香りの高い赤、梨は何でもOKな感じが。どんな食べ物にも必ず合うものがあるはず!ピンポイントかもしれませんけど、それを探すのがまた楽しかったりしますよね。
ここでは赤と白の特徴に照らした相性の良い味付けを紹介するのでメニューの参考にしてください。