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知識があれば美味しさ倍増

日本にワイン文化がないのはなぜ?

日本にはワイン文化がありませんから、一般的に常識や知識がないのは当たり前です。ドイツではホットワインがファストフード店にあったりするんですって!?ホットワインですよ。日本では新しい飲み方なんて紹介する向きもありますが、あちらでは卵酒みたいなもの。だったと思います。風引いたときにお母さんが作ってくれるんじゃなかったっけ、たぶん。

なぜ、世界中にワイン文化は広がっているのに日本にはないのでしょう。その昔、キリスト教に勢いのあったころ日本にやってこなかったからですよね。ヨーロッパから遠い東洋の島国の存在を知っていたけど、現実的なイメージはなかった?東方見聞録のマルコポールが中国でジパングの話を伝え聞いたのが 1200年代後半。かのコロンブスが持っていた東方見聞録は1400年代後半に出版されたものでアジア地域の部分にかなりの書き込みをしていたことから確かに興味を持っていたことは窺い知れるものの、大航海、開拓、一応の成果をあげて彼も西欧の国々も満足していたということでしょうか。大陸から大陸へ、或いは島を探し、海を越えていく旅は厳しいものですしね。結局、当時は西欧のアジアに対する開拓と布教はなし得ませんでした。

でも乗り込まれていたらどうでしょう、日本は室町時代が終わり戦国時代に突入したころ。とんでもなく歴史は変わっていたはず!凝り性の日本人ですから、いまごろは日本産の銘柄が世界でも御馴染みだったかもしれません。結局、ザビエルが偵察に来たときはタイミングが悪すぎで、どうにもならなかったのでしょう。

時代が違っていれば、その前にコロンブスがその気になっていれば。いや、その後に信長が志半ばで亡くならなかったら?彼はキリスト教に理解(利用価値を認めた)を示していたようですし、よくワイン飲んでる図をみますよね。・・・浄土真宗の我が家もクリスチャンですかね。

世界に名を残した日本人

JR鹿児島駅前に、ある銅像がたっています。薩摩藩士、長沢鼎(ながさわかなえ)。なんと「カリフォルニアのワイン王」と呼ばれた人なんですよ!仔細は省きますが、彼は有志数名とアメリカに渡りキリスト教の信者となります。ワイン作りを学び、ファウンテングローブワイナリーという教団の農園で働いていたところ、不幸にも教団がつぶれてしまいました。そこで彼はワイナリーを買い取り、カリフォルニアの10大ワイナリーへと育て上げたのです。アメリカのコンクールで高い評価を受け、イギリスに初めて輸出されたのは彼のワイン。どうです驚きでしょう?

侍の作った1本、興味をそそられますよね。飲んでみたいなあ。

いま現在もカリフォルニアでワイン作りに情熱を燃やす日本人はいますが、日本では幕末、明治維新の時代、アメリカでは排日運動や禁酒法という障害を乗り越えて、多くは苦労ばかりだったような気もしますが、確かに栄誉に輝き、異国の地で歴史に名を残した人の存在にビックリ。ファウンテングローブワイナリーの一部はパラダイスリッジワイナリーへと受け継がれ、彼を偲ぶ建物や品々が残されているそうです。

1983年に来日したレーガン大統領が国会で演説した際には彼の偉業を称え日米友好の象徴の1つとしたという記録もあります。彼がいまの世を知り、高級銘柄の代名詞になりつつある勢いのカリフォルニアワインの成功と成長を確かめ、オーパスワンやベリンジャーを味わったら。いったい、どんな感想をもらすのでしょうか。

 
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